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KaKa Creation、約1.6億円の資金調達を完了し、AIを活用した高品質AIアニメ制作事業・プロデュース事業を始動。

KaKa Creation、約1.6億円の資金調達を完了し、

AIを活用した高品質AIアニメ制作事業・プロデュース事業を始動。

株式会社KaKa Creation(東京都目黒区、代表取締役CEO:竹原康友)は、「AIの力で、創造する人に力を。もっと、世界をつなぐクリエイションを。」というミッションの元、約1.6億円の資金調達を完了し、様々なAI を駆使したアニメ制作・アニメ制作プロデュース事業を本格始動いたします。

当社独自のAIアニメーション構築フローの開発も行いながら、縦型アニメを中心とした様々なアニメコンテンツを世界に向けて展開して参ります。第一弾として、AIを本格的に導入したアニメTikToker「ひなひま」をリリースいたしました。

■KaKa Creation設立背景とAIに対する考え方について

AIを中心に様々なテクノロジーが著しいスピードで発展してきている現在。世間を驚かせるアウトプットが日々世の中を賑わせ、そのクオリティの進化とスピードは目を見張るばかりです。

しかし当社がコンテンツ業界でAIを扱うのに当たり、最も大切にしている考え方がございます。

現段階のコンテンツ業界における、AIにできることはあくまでも「工程の効率化」であり、人を感動させることができるのは、今までも、そしてこれからも「人間の創造力」であり「人間の意志」であるという思いです。

あくまでもクリエイターの皆様が創った創作物を、よりよく見せるためのサポートするためのAI活用、「サポーティブAI」という概念を確立しながら、人間の創り出すクリエイティブとAIの共存方法に真摯に向き合ってまいります。

「サポーティブAI」の概念のもと、人間が創造したクリエイションをベースにサポートとしてのAI技術に向き合い、長年アニメ業界が抱えている課題を解決していきたいと考えております。そして、クリエイターの皆様がより「創造」の部分に大切な時間を使い、次々に世の中に新しい感動を創り出せるように徹底的にサポートして参ります。

■事業内容(一部)

・AIアニメ制作事業

アニメコンテンツに関する各工程に対して、様々なAI ツールを駆使したアニメ制作事業を展開しています。主に、TikTokやYouTube Short などのプラットフォームを中心に縦型ショートアニメの制作を行っています。

プロジェクト第一弾として、アニメTikToker「ひなひま」をリリースいたしました。キャラクターデザインは「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」などのキャラクターデザインを担当した横田拓己氏が担当。Netflix作品やテレビアニメシリーズ携わるプロデューサーやCGアニメーターなどで構成されたアニメーションチームによって、キャラクター開発から機械学習モデル開発まで当社独自で行い、高いクオリティのアニメを作ることを目指し、人的制作とAI機能活用の新しいワークフローの確立を行いながら、権利的にもクリーンな体制で高品質なアニメーション制作を実現しました。

現在、その他にも多数のプロジェクトが進行しており、グローバルマーケットに対して高品質なアニメーションを持続可能性をもって供給して参ります。

【アニメTikToker「ひなひま」プロジェクトについて

TikTok:https://www.tiktok.com/@hinahimaa

YouTube:https://www.youtube.com/@hinahimaaa

X:https://twitter.com/hinahimaa

アニメTiktoker「ひなひま」では、主にCGソフトとAIソフトの2つを使用してアニメ制作を行っています。この度、3DアニメをStable Diffusionでセルアニメに変換するというアイディアをベースにした当社独自のワークフローを構築しました。

現状のStable Diffusionの仕様ではそれ単体でのアニメ制作は現実性に乏しかったため、そのサブツールとしてCGソフトを採用しています。具体的には、Autodesk社のMayaと、Epic Games社のゲームエンジン・Unreal Engine5などを駆使して作成したCG映像を、AIがアニメ生成をする際の参照元データと設定し、最終的にStable Diffusionでアニメを制作しています。

ひなひまダンス動画「双子JKが『美少女無罪♡パイレーツ』を踊ってみた!」

■KaKa Creationが構築した独自のワークフローのポイント

①生成AIを活用した動画コンテンツにおける最大の問題である「チラツキ」を、CGソフトを活用することで大幅に削減

現状世の中に出ているAIの動画コンテンツは、いずれもフレームごとの一貫性のなさから生じる「チラツキ」が大きな障壁となり、エンタメとして楽しむには厳しいクオリティとなっていました。そこで当社は、AIアニメを作成する際のベースとしてCGキャラクターによる映像を作成し、アニメを生成する際にそのベースとなるCGキャラクターの動きをフレームごとに参照させることで「チラツキ」を大幅に軽減させることに成功しました。これにより、どなたでも楽しめるアニメコンテンツのクオリティに到達できたと考えています。

②アニメ制作現場がまだ上手く導入できていないゲームエンジンを、AIを活用することでアニメの制作ワークフローの中に取り入れることに部分的に成功

ゲームエンジンは、自動シミュレーションやライティングといった魅力的な機能を持ちつつも、オブジェクトが別のオブジェクトに貫通する「めりこみ」が多発するといった問題点などにより、アニメの制作現場では導入することが難しい状況が続いています。通常、「めりこみ」が発生してしまった場合は、手作業によってその「めりこみ」を回避させなくてはなりません。しかしAIによる補正機能を活用し「めりこみ」問題を解消することで、アニメのワークフローに最新のゲームエンジン Unreal Engine5を導入することに成功しました。

これにより、大量の「めりこみ」修正作業を回避しつつ、ゲームエンジンが持っている強みである自動シミュレーション機能をアニメに取り入れることが可能となりました。そのため当社の制作したアニメでは、髪の毛やスカートといった揺れもののリッチな表現がお楽しみいただけるようになっています。

③Stable Diffusion内で使用できる、特定のキャラクターを記憶させる学習モデル「LoRA」を独自開発

通常のLoRAモデルの開発では、学習データの数の限界などもあり、クオリティに限界がありました。しかし今回作成したLoRAモデルは、描き下ろしの手描きイラストに加えて、CGモデルのレンダリング画像を使用するという方法を導入することで、500枚以上の学習データセットを用意することができ、非常に高い精度のLoRAモデルを開発することに成功しました。これにより、生成AI文脈で問題視される著作権についても、自社開発したキャラクターの再現性を限りなく高めることに成功したため、権利的にもクリーンな制作体制を構築することに成功しました。

アニメTikToker「ひなひま」詳細はこちらのリリースもご参照ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000132834.html

■出資や技術サポート支援を受けたい個人アニメーター・少数精鋭チーム募集中

自主制作アニメにチャレンジしたいアニメーター・少数精鋭チームを対象として、出資や技術サポート支援を行って参ります。制作物の著作権に最大限配慮した形で、AI技術との適切な距離感を模索していきながら、クリエイターの皆様が表現したいアニメの世界を、技術、資金、ビジネス体制でサポートさせて頂きます。

問い合わせ先:info@kakacreation.com

投資家りコメント

Partners Fund 代表パートナー 山田 優大様からのコメント

この度KaKa Creationの設立と竹原さんの描くクリエイティブの未来を一緒に実現するために参画させていただきました。

私自身、父は映画プロデューサー、祖父は脚本家とずっとクリエイティブ家系で生まれ育ち、いずれスタジオジブリのような日本を代表する会社を作りたいとずっと思っていました。そしてAI時代における制作会社として、クリエイティブとエンジニアリングを尊重しつつ、ビジネスとのバランスをしっかり成立させられる起業家が求められると思っていました。

そんな中、知人の紹介で竹原さんとお会いし、将来の構想と事業プランを共に語り合う中で「この人だ」と確信を持ち、創業投資をさせていただきました。

AIを表現の可能性を広げる「サポートツール」と捉え、進化していく未来のものづくりのあり方を一緒に探求していきたいと思います。

■KaKa Creation代表取締役CEO 竹原康友コメント

この度は弊社にご興味を持っていただいて有難うございます。

2003年にサイバーエージェントに入社。入社後20年間、広告営業の経験を経て、ソーシャルゲームのプロデューサー、動画事業の立ち上げ運用、アニメグッズ・フィギュア事業の立ち上げ運用など様々なコンテンツ事業の経験をさせて頂きました。

その経験の中でコンテンツを創り上げることの難しさといま存在する問題点、そして最も重要な「コンテンツに携わることの楽しさ」を学ばせていただき、コンテンツに携わることで頂いた沢山の恩を、この会社を通して少しでもエンターテイメント業界に返していきたいと思い、様々な思いで株式会社KaKa Creationを立ち上げました。

日本が持つコンテンツを生み出す素晴らしい力が、もっと世界で輝きを放つように。「人間の創造力」と「AIの可能性」を掛け合わせ、まだこの世にない感動を人の手で創り、世界を代表する企業を目指してまいります。今後のKaKa Creationにご期待ください。

■会社概要

KaKa Creationは「AIの力で、創造する人に力を。もっと、世界をつなぐクリエイションを。」というミッションの元、AIを活用したアニメ制作事業 / コンテンツサービス開発事業を展開しています。また、子会社である株式会社KaKa Merchでは、AIを活用した海外流通支援事業 / MD関連事業を展開しています。最新のAI 技術と独自のフローをベースにしながら、世界を見据えた最高のコンテンツをつくれる体制で、クリエイターの皆様と一緒に様々な感動を創り出してまいります。

会社名:株式会社KaKa Creation

代表者名:竹原康友

所在地:〒153-0042 東京都目黒区青葉台3丁目18-3 THE WORKS 414

設立:2023年6月5日

事業概要:AIを活用したアニメ制作事業 / コンテンツサービス開発事業

URL:https://kakacreation.co.jp/